この日、小倉彩愛が大会史上4人目のアマチュアによるホールインワンを達成。昨日にはキム・ヘリム(韓国)が大会レコードタイとなる“65”を叩き出すなど記録ラッシュに沸いている「日本女子オープン」。そしてもう1人、それらに負けず劣らずの大記録を成し遂げたのが、35歳のベテラン・西山ゆかり。95年大会の福嶋晃子(初日/宇部カントリークラブ万年池西コース※イーグル含む)と並ぶ、大会タイ記録となる6連続バーディを達成した。
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朝一番の組でスタートした西山は、日没サスペンデッドのため未消化だった第1ラウンドの5ホールをラウンド。そのままインスタートのトップ組で第2ラウンドへ突入した。前半はバーディを2つ奪うもボギーが3つと、イマイチ流れに乗り切れないまま迎えたバックナイン。前半とは打って変わり、圧倒的なプレーを見せつけた。
まずは1番パー5。残り75ヤードの3打目を1.5mにつけてバーディを奪うと、2番、3番もピンに絡めてバーディ。さらに4番では10m、5番は5m、6番は7mとパッティングが冴えわたり、ふと気が付けば6連続バーディを奪っていた。
「ここまでくれば記録に挑戦だ」と臨んだ7番でボギーを叩き記録は途絶えたが、8バーディ・5ボギーの“69”と出入りの激しいゴルフながらスコアを3つ伸ばし、トータル4アンダーの暫定13位タイでフィニッシュした。