先週プロ初勝利を挙げた勢いはやはり本物だ。連日の日没サスペンデッドとなった「日本女子オープン」の2日目。畑岡奈紗が残していた第1ラウンド8ホールと第2ラウンド18ホールの合計26ホールを消化し、それぞれ“67”、“68”をマーク。トータル9アンダーまで伸ばし暫定首位タイで予選ラウンドを終えた。
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畑岡は6時45分に11番のグリーンで4.5mのバーディパットから再開。そのパットは決められなかったが、14番、15番と連続バーディ奪取に成功。スコアを2つ伸ばし5アンダー・3位タイで第2ラウンドへと突入する。
圧巻は第2ラウンドの13番。254ヤードとティボックスが前に出たホールで、「少しアゲインストか横からの風でした。なので気持ちフェード目に」とドライバーを振り抜き、1オンに成功。左手前16mからのイーグルパットは惜しくも外れたが、返しの20cmを沈めてバーディを奪取。持ち前のショットで第2ラウンドの勢いを作ると、その後もバーディを4つ重ね、リーダーボードの頂点でホールアウトした。
「今日は合計26ホールのプレーでしたが良くできたと思います。アメリカで変則日程の試合は何試合かあったので慣れました」。長丁場の戦いを終えた直後にも関わらず、その表情に疲れの色は見えない。