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【WITB】初優勝した川岸史果の飛ばしと小技を支えたクラブとは?

【WITB】初優勝した川岸史果の飛ばしと小技を支えたクラブとは?

配信日時:2017年9月20日 17時27分

マンシングウェアレディース東海クラシック」で、念願のツアー初優勝を果たした川岸史果。勝利をもぎ取った要因として、トップクラスの飛距離を持つティショットと、さえ渡ったアプローチが挙げられる。彼女が使用するドライバーとウェッジのクラブスペックをひもといてみた。

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ドライバーは「JPX900」ヘッドに、「ツアーAD クアトロテック55・S」シャフトを使用している。その点についてミズノ担当者に聞いてみると、「『ツアーAD クアトロテック』シャフトは、手元が硬く先がしなる設計です。ダウンスイングでシャフトがしなって、しなり戻らないままというか、要するに球がつかまりすぎることなく打ち出せます」(ミズノ担当者)と回答。

本来60g台のシャフトを使用してもいいヘッドスピードだが、50gという軽くてやや柔らかめのモデルを採用。シャフトが勝手にしなり戻らずに意図するヘッド挙動で打てる設計ともいえる。使用ヘッドの「JPX900」は強い弾道で打てるヘッドであり、シャフトとヘッドの組み合わせが彼女の飛距離と方向性を支える要因となっている。

一方、川岸自身が安定していたと語ったアプローチは、ミズノの青色ウェッジ「ミズノプロS18」を採用。最近投入したばかりという新モデルであり、「本人が青色だと太陽に反射しなくて使いやすいし、打感もよくスピンがかかるといっていましたが、イメージどおりのスピン量を発揮できていたのが大きいでしょう」(ミズノ担当者)。高重心設計の逆テーパー形状と、ほどよいバンス角により、地面にはじかれずにラフからでもスピンがかかり距離感もバッチリだったという。

ドライビングディスタンス2位のドライバーショットで飛距離のアドバンテージを確保し、ショートゲームで確実にスコアメイクしていた川岸。そのポテンシャルに加え、優勝するにふさわしいクラブセッティングを備えていた。

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