<ニトリレディス 初日◇27日◇釧路カントリークラブ 鶴居東コース(北海道)◇6640ヤード・パー72>
海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)を制してから、これが3試合目。桑木志帆にはある記録がかかっている。それは『連続アンダーパー』だ。
ツアー歴代1位は山下美夢有の23.5ラウンド(2023年ワールドレディスサロンパスカップ~アース・モンダミンカップ)。そして桑木はきょう、その記録を21ラウンドに伸ばした。
フィールド唯一のボギーなしで、2アンダー「70」をマーク。開幕前日にツアー記録更新の可能性を知り、頭の片隅にその数字がチラつくなかでも、しっかりと力を発揮した。
初開催の釧路CCは、左ドッグレッグのホールが目立ち、木々がせり出してフェアウェイはかなり狭い。フェーダーにとっては「攻めにくい。めっちゃラフに入りますね…」という難しさがある。それでも、低く転がすショットで手前からグリーンに乗せたり、アプローチで寄せたりと技を見せ、ボギーを叩かなかった。
後半には一時的な豪雨による中断があり、35分間、立ったまま待つことになった。「スクワットやジャンプをして大きな筋肉を動かした」と硬くなった体をほぐしてからプレー再開。集中力を切らすことなく、最後までスコアを守った。
「難しいホールとチャンスにつけられるホールがあって、メリハリがあるコースは割と好き。マネジメントを頑張って、オーバーを叩かずに、アンダーで回れるように頑張りたい」。記録更新まであと3ラウンド。まずは、目の前の一打に集中する。(文・笠井あかり)
