国内女子ツアーは、今週行われる「ニチレイレディス」（千葉県・袖ヶ浦CC新袖C）終了後に、第1回リランキングが実施される。先週の「宮里藍 サントリーレディス」を終え、直前のリランキングをおさらいしよう。
非シード選手を対象に、QTで決まった優先出場順位をシーズン中に並び替えるリランキング制度が導入されている。設定された試合終了時点のランキングに応じて、中盤戦以降の優先順位が変動。フル出場できる目安は、上位30～35位以内と見られる。
現在1位は菅楓華（617.37pt ）。2位にルーキーの荒木優奈（535.00pt）、3位に同じくルーキー・入谷響（431.89pt）、4位に葭葉ルミ（361.51pt）、5位に仲村果乃（290.83pt）と続いている。
QTランキング52位から出場している宮田成華は、「リゾートトラストレディス」で11位に入ると、「ヨネックスレディス」で3位タイと大きくポイントを積み重ねて8位（207.01pt）。さらに、QTランキング33位の泉田琴菜は、ここまで予選落ちは1回と抜群の安定感を見せ、「アクサレディス in 宮崎」では自身最高位となる4位フィニッシュを果たすなど、9位（196.97pt）につけ、中盤戦フル出場を安泰なものとしている。
さらに、非シード選手で今季優勝を挙げている工藤遥加、菅沼菜々、稲垣那奈子は、来年末までの出場権が確定したため“卒業”している。
では、目安となる30～35位には誰が位置しているのか。「Vポイント×MBC」に参戦していた米国女子ツアー組を除き、30位に篠崎愛（62.48pt）、31位に吉本ここね（59.78pt）、33位に木下彩（52.90pt）、34位に三ヶ島かな（46.30pt）、35位に金田久美子（46.02pt）と続いている。
また、注目ルーキーである青木香奈子、六車日那乃はそれぞれ40位と62位。「ニチレイレディス」の出場資格は無く、リランキング突破は厳しい位置となった。
「ニチレイレディス」は3日間大会で、優勝は200pt、2位で120pt、3位が90ptとなっている。なお、この第1回リランキングで決まった優先出場順位は、第2回が行われる9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」まで有効となる。
