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辻にぃセレクト!初優勝に燃える5人の“強み”と“課題”#2【辻にぃ見聞】

辻にぃセレクト!初優勝に燃える5人の“強み”と“課題”#2【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2017年7月4日 12時56分

辻村氏が注目する若手、川岸史果(左)と岡山絵里
辻村氏が注目する若手、川岸史果(左)と岡山絵里
7日(金)に開幕する「ニッポンハムレディス」から後半戦がスタートする国内女子ツアー。前半戦ではイ・ミニョン(韓国)と青木瀬令奈の2人がツアー初優勝を挙げたが、残り5か月でツアー初優勝を挙げそうな選手は誰なのか。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が5人をピックアップ。続いては今季の前半戦を賑わせた新鋭2人を解説する。

【スイング連続写真】父譲り!?“飛ばし要素”が満載の川岸史果

川岸史果の魅力は“パワー”だけにあらず ゴルフに対する工夫が素晴らしい
未勝利勢で最上位となる賞金ランク7位に位置しているのが川岸史果。怪物と呼ばれた親譲りの恵まれた体格から繰り出されるパワーが取り上げられがちだが、辻村氏はその中にある“繊細”さも評価する。

「開幕前に正直ここまでの活躍は想定できていませんでした。前半戦4位のドライビングディスタンスが彼女の魅力であることはもちろんですが、それ以外のスタッツを見てもバランス良く高い数字となっています。これは飛ばしだけでなく、小技、マネジメントにもちゃんと目を向けて工夫している証。まず、練習ラウンドの仕方が素晴らしい。試合を想定してできている。ピンポジを想定してアプローチなども考えている。スイングチェックなどをせず、今コースでやるべきことのみを行っている。中身の濃いラウンドに将来性を感じます」

工夫はスイングにも表れている。「彼女のスイングの大きな特徴はテークバックで30cmくらい引いたところで一瞬の“静”をつくること。そこからトップまで持って行き、静止したところに振り下ろすイメージでクラブを降ろしてきます。これには2つの理由があると思います。1つは自分なりのタイミングの取り方としている点。もう1つが体の開きを抑えて、前傾を保つためでしょう。インパクトにアジャストしようと体を動かしても浮き上がったり体が開いたりとどこかでズレが出るもの。それを思い切って30cm手前にアジャストすることで、浮いたり体が開くのを補っています。彼女なりの工夫ですね。また、ツアー屈指の深いトップから足、ひざ、腰と順序良く連動させて、うねりのあるところも大きな魅力です。後半戦での初優勝への期待はもちろん、欧米のパワーゲームでも決して引けを取らない選手ですから、全米女子オープン全英リコー女子オープンでも一発決めて欲しい。そんなスケールを持っています」

■若手屈指のショットメーカー・岡山絵里 課題は最終日にアリ
辻村氏が「スイングがとても大好き」と語るのが賞金ランク27位につける岡山絵里。「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で首位発進を決めるなど特に5月から成績が向上した。今季のここまでの最高順位は「ヨネックスレディス」の4位タイとなっている。

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