ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「60回か~」節目メジャーで悲願成就へ 上田桃子の警戒ホールは“全部”

悲願のメジャー制覇に向けて、上田桃子が今の思いを語った。

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2024年9月25日 17時28分

上田桃子のメジャー挑戦の旅は60回目
上田桃子のメジャー挑戦の旅は60回目 (撮影:佐々木啓)

<日本女子オープン 事前情報◇25日◇大利根カントリー倶楽部(茨城県)◇6845ヤード・パー72>

「60回か~」。しみじみといった様子で戦歴を振り返ったのは、国内ツアー通算16勝を誇るベテラン・上田桃子だ。この日本一決定戦が自身60回目のメジャー出場。悲願の公式戦初Vをかけて、ツアー歴代最長の超難関コースに挑む。

上田桃子と吉田優利と“ダルマ”【写真】

かねて目標としているこの大会に、今年も照準を合わせてきた。「しっかり調子を上げられるように準備してきて、色々試しながらここまで来た。ある程度捨てる作業はできて、やることがシンプルになっている。高い集中力で回れるぐらい、頭がクリアになってきています」と、調整は上々のようだ。

今大会の総ヤーデージはツアー歴代最長を更新する6845ヤード。多くの選手が「難しい」と口をそろえるが、百戦錬磨の上田にとっても例外ではない。「実際の表記より長く感じる。普段はあまりロングアイアンやUTを使うことってないんですけど、UTばっかり打っている感じ。簡単なホールがひとつもない。最近の中でも最も難しく感じるコースだな、と思います」と言わしめるほどだ。

『特に警戒するホールは?』という報道陣の質問には、「ここに限ってはない。全部です」と答えはまさかの“18ホール”。とりわけ「9番は本当に長くて。表記は570ヤードですけど、左からのアゲンストになると体感で610ヤードくらいに感じる」。風の向きによっては、体感で男子ツアー級のパー5に変貌(へんぼう)する。

そんなモンスターコースの攻略法は「焦らない」こと。「スコアを意識するとダボが出ちゃう。あまりビッグスコアを出すイメージが湧かないし、終わってみたらアンダーパーが10人いないんじゃないかと思っている。耐える時間帯が必ず来ると思うので、最小限のロスでおさえることを心がけます」。経験豊富なベテランらしい試合運びで優位に立ちたい。

「毎年、この大会で勝つために準備を進めている。(プレー中に)順位を考えられる余裕はないけど、毎日頑張ってアンダーパーを出せれば、笑って帰れると思います」。今年、大会を主催する日本ゴルフ協会(JGA)は創立100周年を迎えた。記念すべき大会で、記念すべき優勝を飾りたい。(文・牧野名雄)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト