ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

荒木優奈が22位から5位に躍進 菅楓華とのクラスメート対決を制してV圏内浮上

今回の日章学園同級生対決は荒木優奈が制した。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2025年7月12日 16時38分

<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 3日目◇12日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6688ヤード・パー72>

強風の中、この日のベストスコアタイ「67」で回ったルーキー・荒木優奈が5位にジャンプアップした。「73」と乱れた前日は22位に後退したが、5バーディ・ボギーなしの完璧ゴルフでV戦線へ返り咲き。「悪かったショットをうまく調整できた。タイミングが早すぎたので、トップでしっかり溜めて、リズムを意識して打つようにしたら良くなった」と表情をほころばせた。

【写真】小さすぎて気づかない? 荒木優奈は“鉛女子”でした

この日は宮崎・日章学園高時代に3年間、同じクラスだった菅楓華と回った。前週の「資生堂・JALレディス」の予選ラウンドに続く、9度目の同組だったが、決勝ラウンドでは初の競演。「何度も一緒に回ったので…。特別な思いはないです」と自分のプレーに集中し、スコアを伸ばすことだけを考えたという。

3番で最初のバーディを奪い、6番パー5は2オンに成功した。「風はフォローだったので、しっかり当たればグリーンの近くまでいくかなと思ったけど、まさか乗るなんて。いいショットでした」。残り250ヤードから3番ウッドでピン手前7メートルに運び、楽々とバーディ。ピンチはほぼなく、初日に続くボギーなしで、スタート前には10打あったトップとの差を半分に縮めた。

荒木と菅がツアーで初めて一緒に回ったのは、昨年3月の「アクサレディス」2日目。当時、菅はプロ1年目で、荒木はアマチュアだった。その後、お互いがプロになってからもクラスメート対決を繰り広げ、通算成績は6勝3敗で荒木がリードしている。

前日のラウンド後には、ドライバーに貼っている鉛の位置を微調整。重さは1グラムほどの小さな鉛だが、「しっかりつかまるドローが打てるようになった」と方向性が安定した。コーチでもある父と相談してチューニング。「全部、お父さんに任せていますが、鉛の位置や重さが変わったことは、打てば分かります」という研ぎ澄まされた感性が、20歳ルーキーの最大の武器だ。

首位とは5打差。「どうなるか分からない。あすもたくさんバーディチャンスを作って、いいプレーができたらいいな」。前週まで16試合すべてに出場し、トップ5入りは3度ある。あとは初Vだけ。がむしゃらに首位の背中を追いかけていく。(文・臼杵孝志)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト