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金田久美子が11年ぶりVでシード返り咲き、川岸史果も圏内に浮上 河本結は圏外へ【シード争い動向】

金田久美子が11年ぶりVでシード返り咲き、川岸史果も圏内に浮上 河本結は圏外へ【シード争い動向】

配信日時:2022年11月2日 07時00分

金田久美子がシード復帰
金田久美子がシード復帰 (撮影:米山聡明)
11月に入り、残り4試合となった国内女子ツアー。今週は10月の「富士通レディース」終了時点のメルセデス・ランキング上位35位のみの出場となる「TOTOジャパンクラシック」。さらには最終戦も同じく上位ランカーのみの出場。いよいよシード争いは残り2戦となってきた。

キンクミが号泣

昨シーズンは賞金ランキング50位かメルセデス・ランキング(以下MR)50位に入れば今季のシード権が付与されていたが、今年からMRに一本化。賞金に関係なく出場試合や活躍度を示すMRで50位内に入ることが来年のフル参戦権へと繋がっていく。

MR単独でのシード付与は初めてのことで、50位内に入るためのポイント数の目安はないが、先週の「樋口久子 三菱電機レディス」を終えて50位の川岸史果がすでに456.44ポイント(pt)を獲得しているため、最低でもここをクリアしなければならない。

そんな過酷な争いが展開される中、先週のトピックはやはり金田久美子の11年ぶり優勝だ。金田はその前週終了時点ではMR70位と低迷していたが、三菱電機レディスの優勝で200ptを加算し、一気に50位内の46位に入ってきた。ここ5年間はシードに入れずQT(予選会)からの出場となってきたが、この優勝で来季のシードが確定した。

その金田に次いで同大会で3位タイに入った2人もMRを上げた。昨年6月の最終プロテストトップ合格の佐久間朱莉は80ptを獲得し38位から28位にジャンプアップし初シードは当確。川岸史果も同じく80ptを積み上げ、53位から50位に上がって圏内に入り、シード復帰へと希望をつないだ。

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