令和のベン・ホーガン 植竹希望のタメがエグイ【動画】
軽井沢の最終日に首位と4打差から出た植竹は、「66」をマークして猛追。「久しぶりの試合で最終日に伸ばせたので、本当に嬉しい数字」と喜ぶ一方で、「後半ので出だしでグダグダと(リーダー)ボードを見てたから少し緊張してしまって、手が動かなくなったりしたので、試合勘が戻りきっていなかったなと反省はしています」と、2勝目を逃したことの反省も忘れない。
植竹は4月の「KKT杯バンテリンレディス」で吉田優利、小倉彩愛、西村優菜との4人によるプレーオフを6ホール目で制し、念願の初優勝を遂げた。1998年度生まれのいわゆる黄金世代10人目の優勝者となった。
「初優勝できたのは、高い集中力を長い時間持続できたのが、非常に良かったと思います。それまでは連戦が続いた疲れによってバックナインや最終日でスコアを伸ばせないことがありました」。体力と集中力を持続させるためにとった行動が、“省エネ”だった。
「試合後の練習などもドライバー1球、アイアン2球と合計3球で終わらせるとか、15分くらいパットをやって終わるとか練習をセーブしてやりすぎないようにしましたうまく体力や高い集中力をキープできたと思います」と優勝当時のことを振り返る。

