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「諦めかけてはいたんだけど」勝みなみが史上初の4日間ノーボギーV 全英直前に快挙

「諦めかけてはいたんだけど」勝みなみが史上初の4日間ノーボギーV 全英直前に快挙

所属 ALBA Net編集部
河合 昌浩 / Masahiro Kawai

配信日時:2022年7月31日 16時41分

快挙達成の勝みなみ 大手を振って全英へ殴り込みだ
快挙達成の勝みなみ 大手を振って全英へ殴り込みだ (撮影:鈴木祥)
楽天スーパーレディース 最終日◇31日◇東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>

灼熱の4日間の戦いは、勝みなみによる完勝で幕を閉じた。初日から最終日までボギーなし。4日間大会でのノーボギー優勝は、女子ツアー史上初の快挙だった。最終日こそバーディはひとつだったが、4日間トータルで22アンダー。2位の稲見萌寧に5打差の圧勝劇だった。

最後は控えめなガッツポーズ【写真】

「4日間、一試合の中でのノーボギーは、本当に難しい。ボギーは簡単なところで出たりするものですから。きょうはいろいろ考えてしまいました。ボギーは打てない、スコアは1つでも伸ばしたい」

3番パー3でバーディを獲ったあとは、「なんとしてもパーを獲らなくちゃ、という思いが強くなっていました。それがショットに影響して、タテ距離が合わなくなっていました」と、厳しかった心の内を明かした。スタート前はノーボギーでの優勝はもちろんだが、トータル24アンダー(264ストローク)という72ホール最少ストローク記録の更新も頭の中にあったという。ただ、4日間ノーボギー優勝が史上初だったことは知らなかった。

「え? (ツアー史上)初めてなんですか。私自身が初めてのノーボギー(という意味)だとばかり思っていました。でも、知らなくてよかったです」と勝。そして「最少ストローク記録の更新のほうが達成しやすいと考えていました。ボギーを打ってもバーディを獲れば取り返せます。でも、ノーボギーは一度でもボギーを打ったら終わり。ピンチもあったのでけっこう諦めかけてはいたんですが、ショットがスゴイよくなっているので、いつでも取り返せるという自信が余裕になって、ボギーなしという結果に結びつきました」と続けた。

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