壊れてしまったフェードボールの修正では、基本から見直した。ひたすら小さいスイングから左ワキを空けない動作を繰り返した。「いまでも続けています」とこれは今後も続けていくつもり。「確認作業を続けていかないと」と師匠からも言われている。さらに芹澤から言われた「ここでやれる幸せを噛みしめろ」という言葉も常に念頭に置いている。
ようやく開けてきた視界だが、距離が長い今大会の初日に飛び出した好スコアには「自分でもビックリ。フェアウェイをキープして、パーを拾っていけばいいと思っていたので」と、“出来すぎ”を強調するが、今の林はとにかくやるだけ。今週の火曜日には25歳の誕生日も迎え、「後悔ないように1日1日を大切にしたい」と決意を固くした。
『今週も気合を入れてガンバレ』。師匠からの言葉を忘れることなく、ステージを上がるために奮闘を続けていく。
