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”ドライバー46インチ規制”に悩む竹内美雪を救った「重みが感じられる」新相棒

”ドライバー46インチ規制”に悩む竹内美雪を救った「重みが感じられる」新相棒

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年5月5日 18時36分

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇5日◇茨城GC西C(茨城県)◇6680ヤード・パー72>

今年1月からローカルルールとして施行されている「パターを除くクラブの長さが46インチを超えてはならない」という規制。石川遼やフィル・ミケルソン(米国)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)など多くの選手がその新ルールに悩まされたが、日本女子ゴルフ界にもその影響を受けた選手がいる。初日を6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「69」でプレーし、4位タイの好発進を決めた竹内美雪だ。

竹内美雪が髪を下ろしたらこうなる【写真】

昨シーズンまでは『46.5』インチのドライバーを振り抜いてきたが、『0.5』インチ短くせざるをえなくなった。わずか0.5インチ、されど0.5インチ。新しいクラブに慣れるためにより時間をかけて多くの練習を重ねたが、「構えたときの見た目も結構変わる」となかなかアジャストすることができず、開幕戦から4戦連続の予選落ちが続いた。

そのなかで迎えた今季5戦目の「ヤマハレディースオープン葛城」。竹内は新たな相棒を手に入れた。「ドライバーのヘッドを『ローグST◆◆◆LS』に変更しました。そこから調子がよくなりましたね。クラブに助けられています」。長さが短くなったことでヘッド重量の感じ方が変わったため難しさを感じていたというが、新ヘッドは「しっかり重みを感じられていいリズムで打てています」と0.5インチの差を埋めるための大きな一歩となった。

「方向性がブレなくなりました。そして短くしたぶん飛ばないのではと不安があったけど、距離も出ています」。今シーズンのドライビングディスタンスは昨シーズンと変わらず「229ヤード」をキープ。これから暖かくなれば、さらにその飛距離は伸びる可能性すらある。

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