今季ここまで7戦4勝、全試合でトップ10に入っている西郷真央。誰も手を付けられない勢いだが、師匠のジャンボこと尾崎将司は「メジャーはまだ先か?」と西郷にビッグタイトル奪取を厳命した。国内メジャー今季初戦に向けて、「全力で頑張りたい」と息巻いている。
こちらはゴキゲンな原英莉花【LIVEフォト】
ポイントとなりそうなのがティショット。「今年のツアーはラフも短くて、ラフからでもバーディチャンスに付けられるコースが多かった。だけど、ここはラフが長くて難易度が高い」。徹底したフェアウェイキープが求められる。だからといって「距離も長い」と置きに行っては、2打目のクラブが長くなってしまう。
そこで取り入れるのが今季序盤からテストを続けてきた“暖かくなったとき用”のドライバーだ。ヘッドはミズノの『ST-X 220』、シャフトはフジクラの『ベンタスブルー』と変わりはないが、これまでのものと比べてロフトが0.25度ほど立っている。
「暖かくなって、球が思ったよりも上がってしまっていました。そこで個体差レベルなんですけど(笑)、立てることで思った球が出るようになりました」