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小祝さくらの華麗なるカムバック 初日前半「41」から45ホールボギーなし

小祝さくらの華麗なるカムバック 初日前半「41」から45ホールボギーなし

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年4月24日 19時24分

小祝さくらが華麗に浮上 終わってみればトップ10入り
小祝さくらが華麗に浮上 終わってみればトップ10入り (撮影:上山敬太)
フジサンケイレディスクラシック 最終日◇24日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6447ヤード・パー71>

見事な返り咲きだった。1バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの6オーバー「41」で初日の前半を折り返した小祝さくら。予選通過も危ぶまれる位置にいたが、終わってみれば決勝進出どころか、6位タイの好フィニッシュを決めていた。

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3日間を通じて、アウト9ホールでの「41」は今大会ワースト。「どうしようかな、と心配しかなかった」というすべり出しとなったが、その後はまるで別人かのようなプレーを見せ始めた。初日の後半に3バーディ・ボギーなしでスコアを伸ばすと、2日目には5バーディ・ボギーなしの「66」、最終日は4バーディ・ボギーなしの「67」でプレー。45ホール連続ノーボギーで、リーダーボードを勢いよく駆け上がった。

「よくここまで巻き返すことができたな」と本人もビックリのカムバック。その理由は、自分自身で気付いたラウンド中の調整にあったという。左に出てしまうミスが多かったショットだが、「いろいろやってみて、インサイドに上げるように意識したらよくなった」と、初日の前半4/9だったパーオン率は、後半は8/9に。2日目は17/18、最終日は16/18(外した2ホールはカラー)。「ショットが良くなると、こんなにガラッと変わるんだ」と持ち味のショット力を光らせた。

初日の「41」がなければ…と悔いは残る。「エンジンがかかるのがもう少し早くなったらいいかな」。これで今季8戦目を終えたが、まだ優勝争いを演じることはできていない。「優勝争いする位置で最終日を迎えたいですね」。次戦は初日の1番ホールからギアを入れ、ロケットスタートをしてみせる。(文・笠井あかり)

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