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別メーカーの4Uを2本入れる三ヶ島かな 飛距離の階段を作るこだわりがすごい【QPのクラブチェック】

別メーカーの4Uを2本入れる三ヶ島かな 飛距離の階段を作るこだわりがすごい【QPのクラブチェック】

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年4月21日 12時33分

昨季ツアー初優勝を遂げた三ヶ島かなのこだわりがすごい
昨季ツアー初優勝を遂げた三ヶ島かなのこだわりがすごい (撮影:鈴木祥)
国内女子ツアーを戦う女子プロたちの使うクラブは気になるところ。ティーチングプロ兼クラブフィッターのQPこと関雅史が、開幕戦で使用したセッティングを解説する。昨季の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で悲願のツアー初優勝を遂げた三ヶ島かな。曲がらないショットが武器の三ヶ島のキャディバッグを覗いた。

フェアウェイキープ率75パーセント前後と“曲がらない女子プロ”として有名な三ヶ島かな。「まるでマシンのようにスイングの再現性が高く、常に安定したドローボールを打っているのがすごいですよね。道具をうまく合わせてしまえば長く使えるタイプの選手です」と、いろいろな球筋を打たないことからスイングの精度も高くなるとQPは分析する。

三ヶ島はプロデビュー以来、ブリヂストンと契約しているがドライバーとフェアウェイウッドは『JGR』を長年使用している。「ドローボールを打つ選手はブリヂストンのクラブは合いやすいですよね。ブリヂストンのクラブは、よくも悪くもスピンが入りやすいモデルが多い。ちょっと下からあおってスピンを得らして打てる選手の方が、クラブのパフォーマンスを発揮できます。特に球が上がりやすく、つかまりのいいJGRは、包み込む動きに合いやすい。三ヶ島さんはブリヂストンの申し子みたいな選手ですね」とクラブとスイングもマッチしているともいう。

5番ウッドの下はユーティリティ(以下、UT)が3本。三ヶ島自身は「得意クラブですし、生命線です。長いパー3やパー5で刻むときに使う」と話しているが、4番UT(22度)はメーカー違いで2本入っている。テーラーメイド『SIM2 MAX』は3番UT扱いで、ピン『G410』は4番UT。同じ4UTでも10ヤードの飛距離差を出せるという。

これについてQPは「ロフトとシャフトの長さは微妙に違うと考えられますが、G410は重心がかなり深くてスピン量が増えるモデル。同じロフトでもSIM2 MAXと飛距離の差は出せると思います。飛距離重視、コントロール重視という使い分けができていると思います」。UTの同じロフトでもメーカーによっては特性が違うので飛距離の差もでやすい。例えば22度、26度で同じモデルのUTならロフト通りの飛距離差を出せるが、別のモデルを入れているとその2本の飛距離差が思ったより出なかったり、思った以上に出ることもあるので注意が必要だ。

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