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上田桃子は2連続バーディ発進も中盤失速 念願地元Vへ「そうはうまくいかない」

上田桃子は2連続バーディ発進も中盤失速 念願地元Vへ「そうはうまくいかない」

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年4月16日 07時30分

上田桃子は、首位と3打差で初日を終えた
上田桃子は、首位と3打差で初日を終えた (撮影:鈴木祥)
<KKT杯バンテリンレディス 初日◇15日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6499ヤード・パー72>

初優勝を遂げた2007年以来となる、地元・熊本県での勝利に燃えている。上田桃子は初日、4バーディ・1ボギーの「69」でプレーし、首位と3打差・6位タイの好発進を決めた。

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最終組でスタートした上田は、1番で1メートル、2番で1.5メートルを沈めて連続バーディを奪うと、4番パー5では3打目をグリーン手前のバンカーから2.5メートルに寄せてさらにスコアを伸ばした。しかし、ここで勢いが止まってしまった。6番パー4でパーオンを逃してボギーとすると、その後はパーを並べる展開が続いた。

「ガマンのゴルフでした。でもぶっちゃけ、こういうガマンのゴルフの時は、先にボギーがきてもバーディがきてもおかしくないような展開。そのなかでボギーが来ずに済んだのは、ガマンできていたご褒美かなと思います」。さらにうれしい“ご褒美”は最終18番パー5で訪れる。105ヤードからの3打目を5メートルにつけてバーディ締め。60台スコアの仲間入りを果たした。

先週の埼玉大会を制し、ツアー17勝目(2011年ミズノクラシック含む)を挙げた。今週は地元での優勝、2週連続Vにもさらに気合が入る。「優勝したあとは“勝って兜の緒を締めよ”ではないですけど、気を抜かないようにしなきゃいけないのに、自分にブレーキをかけてしまう部分があります」。きょうは出だしで勢いよくコースに飛び出したが、「まあそうはうまくいかないな、というのが一日の感想」とスコアを伸ばしきれなかっただけに、若干のもどかしさも感じた初日だった。

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