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取り戻した“5試合連続トップ10入り”のショット 渋野日向子はテーマを持った素振りで悪癖改善

取り戻した“5試合連続トップ10入り”のショット 渋野日向子はテーマを持った素振りで悪癖改善

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年10月29日 17時30分

好調ショットを取り戻した渋野日向子 今季2勝目へ突き進むのみ
好調ショットを取り戻した渋野日向子 今季2勝目へ突き進むのみ (撮影:米山聡明)
<樋口久子 三菱電機レディス 初日◇29日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

9月の3週から5試合連続トップ10入り。うち1試合で優勝と絶好調から一転、前週は初日に今季ワーストの「78」を叩いて予選落ちを喫した渋野日向子。だが、引きずることはなかった。大会初日は強風のなかでも3アンダーまで伸ばし、3位タイと好発進を決めた。

渋野日向子のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

明らかに好調時のショットを取り戻した。この日のフェアウェイキープ率は92.8%、さらにドライビングディスタンスも4位(246.5ヤード)。前週、寒さで飛距離が落ちたのがウソのように、飛んで曲がらない球でバーディを積み上げた。

スイング改造をした今年は、打つ前の素振りからしっかりとテーマを持って振っている。トップの上げる位置、ダウンスイングの下ろす位置…。今年よく口にする「今やるべきこと」が打つ前から読み取れる。そんな素振りが、前週までと大きく変わっていた。

今回はどうなったかといえば、明らかに“振っている”。マン振りといってもいいだろう。振りぬく意識を持つこと。そのなかで渋野は1つテーマを設けた。

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