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小祝さくらは1打届かず予選落ち 最難関ホールでのクリークへのショットに散る

小祝さくらは1打届かず予選落ち 最難関ホールでのクリークへのショットに散る

配信日時:2021年10月3日 07時00分

<日本女子オープン 3日目◇2日◇烏山城カントリークラブ(栃木県)◇6550ヤード・パー71>

同組の西村優菜が国内女子ツアーのパー71における18ホール最少ストロークタイとなる「63」をマークするなか、賞金ランキング2位の小祝さくらは苦しんだ。序盤に連続バーディを奪ったものの、中盤、終盤にダブルボギーを1つずつ叩き、トータル4オーバーの67位タイで予選落ちとなった。

小祝さくらがクリークに入れた17番ティからの景色

「本当にうまくスタートしたけど、もったいないゴルフでした」と小祝。2つ伸ばして迎えた9番で2打目をグリーンオーバーさせると、「アプローチが乗らず、2、3メートルを決められなかったです」とダブルボギー。流れを失うと、パーを並べる展開でカットライン上で耐えていたが、最難関ホールの17番でティショットを右のクリークに入れてしまい万事休す。18番では7メートルほどのバーディパットをナイスタッチで打ったがカップの右。「大変な1日でした」と肩を落とした。

苦しい戦いが続いた9月と比較すれば調子は上がってきているが、「そんなに悪い感じはしてなくて、初日もちょっとアンラッキーな場面とかあったり」となかなか流れが来てくれない。「1発、2発のドライバーショットがすごく大きなミスにつながってるという感じです」と原因を分析している。

賞金ランキング1位の稲見萌寧はトータル1アンダーの21位タイで予選を突破、約2000万差をつけている同3位の西村優菜は単独首位とライバルたちは好位置につけている。「明日から切り替えてしっかり練習して、また優勝争い出来るように頑張りたいです」。次戦は休養に充てる予定を切り替えて出場を決めた「スタンレーレディス」。姉弟子・上田桃子の前で獲ると宣言した賞金女王へ、下を向いている暇はない。

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