とはいっても、まだ課題はある。それが連続ボギーとなって「すごく悔しい」と評した上がり2ホール。「17番では右の川を嫌がり過ぎて自分でも分かるくらい左を向きすぎていました。18番では左の池を警戒、17番のこともあって右を狙い過ぎた。両方とも許容範囲のミスでしたが、まだまだですね」。ホールアウト後にはレンジに直行、すぐにアライメントを確認して傷口が広がることを防いだ。
課題も出たが収穫の多かった一日。何よりも“マン振り”を取り戻したことは大きい。「良かった点も悪かった点もあるので、修正して頑張りたい」。このスイングにさらに磨きをかけていきながら、首位のうかがえる位置で最終日を迎えたい。(文・秋田義和)