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2度目の“ダボ”に「同じことを繰り返してしまった」 渋野日向子が復帰2戦目で見えた課題

2度目の“ダボ”に「同じことを繰り返してしまった」 渋野日向子が復帰2戦目で見えた課題

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2021年7月25日 14時50分

渋野日向子はグリーン上で苦戦 パット修正が次戦に向けて急務となる
渋野日向子はグリーン上で苦戦 パット修正が次戦に向けて急務となる (撮影:鈴木祥)
大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日◇25日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6578ヤード・パー72>

最終ホールで、ようやく“らしさ”が戻ってきた。今週はパッティングが振るわず、チャンスにつけてもわずかに逸れたり、ロングパットでショートしたりと苦戦。そんな中、3つスコアを落として迎えた最終18番、2打目を5メートルにつけると、これをねじ込んでバーディ締め。キャディと拳を合わせ、軽く笑顔を見せて帰国後2戦目を終えた。

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1週間を通してショットの距離感に課題が残る。2019年に平均パット(パーオンホール)で2位を記録したツアー屈指のパター巧者らしくなく、今週は3パットも多かった。1つ伸ばして迎えた前半9番パー4は、13メートルから3パットを喫してボギーとすると、貯金を吐き出して折り返し。続く10番は取り返したいパー5だったが、パーオンに失敗。グリーン奥のカラーからの8ヤードほどの4打目は、58度で打つと傾斜を下って7メートルのパーパットが残る。これを2パットで入れてボギーと後退した。

2日目にダブルボギーを叩いた13番パー4も、「同じことを繰り返してしまった」と、ティショット、セカンドショットと続けてラフにつかまり、OBゾーンギリギリから打った3打目はピンを大きくオーバー。2日目と同様に下りの傾斜で転がって、25ヤードのアプローチが残る。4打目で3メートルに寄せたが、これを外して今週2つめのダブルボギーを喫した。

初日には「先週、バーディチャンスからかなりオーバーしたのが頭をよぎって、寄せにいってしまった」と語っていたが、感触を取り戻すにはもう少し時間が必要。「ダボを打たないゴルフをやっていかないといけない。ロングパットのタッチを合わせる練習だったり、ショートパットも傾斜が強いとタッチと読みが合っていない。練習していかないと」と振り返る。

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