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渋野日向子のあがり連続ダボ…何が起きた? ラウンド後には1時間30分の“特打ち”も

渋野日向子のあがり連続ダボ…何が起きた? ラウンド後には1時間30分の“特打ち”も

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年3月27日 18時13分

しかし、これだけでは終わらない。最終18番パー5にも落とし穴が待っていた。ティショット、セカンドショットはフェアウェイをキープしたが、54度のウェッジで打った残り79ヤードの3打目が、グリーン手前のカラーからバックスピンし、そのまま傾斜を転がり落ちた。そして無情にも、ボールは池に飲み込まれた。

アゲンストの風が吹く状況ではあったが、「自分が思っていたキャリーが打てなかった」部分に問題点を求める。この状況に応じて距離を合わせることは、渋野が先週から意識的に取り組んでいることだ。このあと、打ち直しの5打目をピン左5メートルにつけると、そこから2パット。わずか2ホールで“+4”と、大きくスコアをロスしてしまった。

前日、ともにバーディを奪い、一気に順位を上げた2つのホールが、翌日になり一気に暗転。トータル1アンダー・32位タイまで後退させる、魔のホールになってしまった。そこまではチャンスパットがわずかにショートする場面などもありながら、しっかりと耐え抜きスコアを伸ばしただけに、あまりにももったいない結末になってしまった。

「悪いところは全部わかっている。それを修正したい」と話した渋野は、ラウンド後、まずは1時間30分ほど“特打ち”を敢行。ここではアイアンの調整に多くの時間を割いた。結局、アプローチ、パターも含めて約2時間20分の居残り練習を行った。すでに選手の多くが引きあげ、キーパーが練習グリーンを整える時間になっていた。「明日、不安な要素がなく臨めるように」。渡米直前の試合を、いい形で締めくくりたい。(文・間宮輝憲)

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