3バーディ・1ボギーと2つスコアを伸ばし、あがり2ホールに入った渋野日向子。しかし、ここからあまりにも苦しい時間を過ごすことになった。
正面から見た渋野日向子の最新スイング【2021年連続写真】
「最後に詰めの甘さが出た。自分の実力を思い知ったというか、今の現状を思い知った感じ。ちょっと悲しいですね」
その始まりは17番パー4、ドライバーで放ったティショットから。「当たりはすごいよかったんで、自分のスタンスの向きの問題かな」と、この打球がフェアウェイ右に待ち構えたバンカーにつかまった。不運だったのは、落ちた場所のすぐ目の前がアゴという状況。もはやフェアウェイに出す以外、選択肢は残っていなかった。
その後の3打目も、グリーン奥カラー、9メートルほどとピンに絡まず。さらにここでパターを握るも、「ミスだった」と4打目が2メートル、さらにボギーパットが50センチほどと、ともにオーバーした。この2打についても「詰めの甘さが出た」と反省した部分だった。