一方で、3割ほどの試合数を消化したばかりとはいえ、調子が上がらないシード選手も多数。獲得賞金500万円以下の選手を見ると、78位の脇元華、82位の篠原まりあ、85位の松田鈴英、86位の新垣比菜、92位の大城さつきらは苦戦を強いられている。
さらに19年シーズンに2勝、通算13回の優勝を誇る成田美寿々は昨年、極度の不振に陥り約119万円の115位と低迷。19年に日本ツアー参戦初年度で優勝を飾ったS.ランクン(タイ)は、昨年すべての試合で予選落ち(棄権1試合)と厳しい結果に終わるなど、シード落ちの危機に立たされている。
3カ月間の中断を挟むという異例のシーズン。新たなヒロインの出現に期待が集まるとともに、昨年の不振から脱出して、一気に浮上するシード選手の姿も待たれる。