上品さが溢れる 辻梨恵のパーティスマイル【写真】
辻が『RS5 フェアウェイウッド』を初めて手にしたのは昨年1月。「球が上がって飛距離が出る。右に逃げないので思い切り振れる!」と一発で気に入り、すぐに3W、5W、7Wがキャディバッグに加わった。辻がプロギアと用品契約を結んだのは15年のこと。そこから昨年までは14年モデルの『RS フェアウェイウッド』を使ってきた。16年、18年にもシリーズは一新されていたが、約5年間は新しいクラブに替えることができなかったのだ。
プロギアのプロ担当を務める中村好秀氏はいう。「辻プロはドローヒッターで球をつかまえたいタイプ。それまでのフェアウェイウッドが合わなかったのは、球がつかまりにくかったから。男子プロにはそれで良かったんですが、女子プロにはハードだったのです。『RS5 フェアウェイウッド』はつかまりやすさが向上し、それでいて球が上がりやすい。辻プロだけでなく、それまで他社のフェアウェイウッドを入れていた選手も、切り替えてくれました」。
辻はドローヒッターでアッパーに球をとらえるため、地面の上からロフトの立った3番ウッドで高さを出すのは得意ではなかった。『RS5 フェアウェイウッド』はフェース下部で打っても球が上がるため、飛距離も出る。もともと169センチと身長が高く、ドライバーが飛ぶ辻にとって、『RS5 フェアウェイウッド』の存在は大きなアドバンテージとなった。
辻がウッドにいれているシャフトは、グラファイトデザインの『anti Gravity』のプロトタイプで、50グラム台のフレックスSRを使う。女子ツアーで人気の先調子のシャフトで球が拾いやすく、右へのすっぽ抜けを嫌うドローヒッターに特に好まれている。
