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畑岡奈紗は首位と4打差発進も… ティショット修正でさらなるチャージの予感

畑岡奈紗は首位と4打差発進も… ティショット修正でさらなるチャージの予感

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年11月6日 17時00分

TOTOジャパンクラシック 初日◇6日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>

「いつもより気合が入る」と話す地元・茨城県で日本ツアー8勝目を目指す畑岡奈紗。渋野日向子、原英莉花と最注目組に入った初日は4バーディ・1ボギーの「69」。首位と4打差の3アンダー・16位タイのスタートとなった。

日本ナンバー1 畑岡奈紗のドライバースイング【連続写真】

ティショットが安定しなかった。特に前半9ホールのフェアウェイヒットはわずかに2回。それでも“入れごろ外しごろ”のパーパットを沈めるなど、要所を締めてボギーなしでプレー。「少しティショットを修正できた」という後半は3バーディを奪取。「最後の最後で不安に思っていたミスが出た」と最終ホールの2打目で池につかまりボギーとしたが、しっかりと上位の見える位置につけた。

逆にいえばティショットさえもっと良くなれば、一気にトップに立つ勢いを感じさせた。ティショットをフェアウェイに置いた7番では、残り83ヤードを奥のカラーからバックスピンで戻してピン横1mにピタリ。惜しくもこのバーディパットは外したが、「あそこはバックスピンがかかると分かっていたので、狙い通りでした」と技術の高さを随所に見せた。

卓越したスピンコントロールを発揮するためには、「ラフからだとフライヤーを考えないといけないし、スピンがかからない」と、ティショットをフェアウェイに置く必要がある。「かみ合えば上に行けると思う。もう少しショット、特にティショットを修正したい」。修正力の高さも畑岡の強さの一つ。調整できれば地元優勝がグンと近づいてくる。(文・秋田義和)

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