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「チャンスをつかめないことが多い」 2位終戦の小祝さくらに芽生えた“日本タイトル”への意識

「チャンスをつかめないことが多い」 2位終戦の小祝さくらに芽生えた“日本タイトル”への意識

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年10月4日 16時57分

「チャンスはあったのに…」 惜敗の小祝さくらが悔しさを吐露
「チャンスはあったのに…」 惜敗の小祝さくらが悔しさを吐露 (撮影:佐々木啓)
<日本女子オープン 最終日◇4日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>

「2位で終わって、今は悔しいということしか思いつきません」。トップの原英莉花との4打差の逆転を目指し最終日をスタートした小祝さくらだったが、その背中を最後まで追い越すことはできなかった。

誇らしげにトロフィーを掲げる原英莉花【LIVEフォト】

6バーディ・2ボギーの「68」。トータル12アンダーまでしっかりとスコアを伸ばした。「スタート前は前半で2打差にもっていければと思っていましたが、最初、出入りが激しいゴルフになってしまいました」。

2番パー4では、バンカーからのセカンドショットで「本当は6番アイアンの距離だったけど、あのライだと届かないと思って」とユーティリティを選択。しかしこれがトップしてしまい、グリーンをとらえられなかった。ここでボギーを喫すると、その後はバーディ、ボギー、バーディ。1番のバーディの後、パーで耐えていた原になかなか近づくことができない展開となった。

9番でバーディを奪うと、後半にも3つ伸ばして同組の同級生を追走した。しかし、原も11番から3連続バーディと調子を上げ、決して手綱を緩めない。結局、差は縮まらず。スタート時にあった4打差のまま18ホールを終えた。

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