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メンタル面の成長実感 東浩子は初V逃すも前向き「悔しいけど、楽しみしかない」

メンタル面の成長実感 東浩子は初V逃すも前向き「悔しいけど、楽しみしかない」

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年9月20日 17時34分

東浩子はプレーオフで古江彩佳に敗れて初優勝を逃す
東浩子はプレーオフで古江彩佳に敗れて初優勝を逃す (撮影:村上航)
デサントレディース東海クラシック 最終日◇20日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)◇6456ヤード・パー72>

初めてのプレーオフに進むも、古江彩佳に1ホール目で敗れた東浩子。それでも顔を上げてクラブハウスに引き上げてきた。「自分への期待感は上がりました。(今後が)楽しみしかない」と充実感をにじませた。

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正規の18番ホールで古江が約18mのバーディパットを沈めれば、対する東は外せば優勝がなくなる絶体絶命の状況で7mを入れ返すなど、今までで一番優勝に近づいた。「結果は残念でしたが、自分の実力を出せたと思います」。今までは18ホールに来る前に勝負がついてしまっていた。それが今回は「のびのびやれた」と落ち着いてプレーできたことで、最後まで相手を追い詰めた。

ここまで戦えたのはメンタル面の成長が大きい。「今までいろいろなことに意識を向けてしまっていて、思うように力を発揮できていませんでした」。細かい内容は「内緒です(笑)」とはぐらかすが、今年の6月から始めたメンタルトレーニングで考え方が変わったことが結果につながったと話す。

一方で反省点はプレーオフのセカンドショット。残り130ヤードと中途半端な距離で、ピンを攻めて当たりが薄ければ手前の池につかまる状況だった。だが、番手を1つ上げれば下りのパットが残る可能性が高くバーディは厳しくなる。その状況で「攻めきれなかったですね」とピンをさしに行けず右に逃げてしまい、チャンスにつけられなかった。「強気でいけなかったのは課題です」と振り返った。

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