米国、欧州両ツアーのアジア進出からの世界女子ツアーの大きな流れは、ボーダーレスへと続いて行くのか。日本だけで試合ができているからといって、それがずっと続く保証はどこにもなく、現実として力のある者は米国に戦いの場を求める傾向にある。
ゴルフだけでなく、さまざまな面で世界は確実に“狭く”なっている。インターネットが一般に普及してからすでに四半世紀以上が経ち、スマートフォンで世界のどこにいても繋がることができる時代。一瞬にして情報がどこにいても得られる今、地域や国などに縛られる必要などないのかもしれない。出身地域を大切にする気持ちは持ち続けたいが、そこにこだわるあまり排他的になることにはあまり意味がない。選手の“足かせ”になり、取り残される要因になる危険もはらんでいる。
足元をしっかり見つめつつ、自分たちのことだけでなく、大きな目での発展を考える。プロツアーだけでなく、ゴルフそのものの普及がそのベースにあるのはいうまでもない。欧州ツアーのスケジュールを見て、その必要性を改めて思う。(文・小川淳子)