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三ヶ島かなはさらに“曲がらない”女に!? 渋野日向子のコーチとの契約でムラがなくなる!【翔太のスタッツ大予想】

三ヶ島かなはさらに“曲がらない”女に!? 渋野日向子のコーチとの契約でムラがなくなる!【翔太のスタッツ大予想】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年1月28日 12時00分

三ヶ島かなはまだまだ伸びる!
三ヶ島かなはまだまだ伸びる! (撮影:佐々木啓)
シーズン開幕まで1か月ちょっと。試合がないのは寂しい限りだが、オフのトレーニング情報などから、どんなシーズンになるのかと思いを巡らせる楽しい時期でもある。そこで2019年の数字を参考にしながら、色々なスタッツで注目すべき選手を、青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務める大西翔太氏に今季の女子ツアーの行方を予想してもらった。今回はフェアウェイキープ率について。

三ヶ島かなの曲がらない理由を桃子のコーチが徹底解説!【連続写真付き解説】

フェアウェイキープ、つまりティショットが曲がらない選手たちの中で、僕が今年注目しているのが昨年4位の三ヶ島かなさんです。スイングのトータルバランスが良く、ドライバーもアイアンも曲がらない。

だからこそ、この順位にいるわけですが、昨シーズンの三ヶ島さんはゴルフがうまくいかなくなると一気に気持ちが下がっていってしまうタイプのように感じました。ゴルフに対して常に向き合っているんですけど、「なんでこれだけ練習をしているのにできないの、私は!」という気持ちや怒りがマイナスになるタイプだと。気持ちのキャパシティがオーバーすると絶対良くない方に行っていた。でも、それが結構多くても上位にいるわけですからそれだけの技術があるということです。

そこにいい作用として働きそうなのが、今季から契約した青木翔コーチです。青木コーチは渋野日向子さんを飛躍的に成長させた実績があります。三ヶ島さんを見ていて、彼女は色んなことを考えていて、「あれもやらなきゃいけない、これもやらなきゃいけない。トレーニングも、スイングもやらなきゃ」と色々なことを考えていて、それが自分の容量をオーバーしたときにパンクしていたように感じました。

そこに対して青木コーチは「それならばこうした方がいい、ああした方がいい」と押し付ける感じではなく、三ヶ島さんが「こうしたいと思うんです」ということに対して、「それは間違っていると思う、それは当たっているからやっていこう」という、ある意味答え合わせをしてくれると思うんです。そうなれば考え方がシンプルになりますし、悪いものがそぎ落とされる。プレーに対して迷いがなくなって、気持ちよく振ることができると思うんです。まさに渋野さんがそうでした。

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