アドレスを見よ!申ジエ 最新ドライバースイング【連続写真】
史上初の偉業に加えてパーオン率9位、フェアウェイキープ率3位、トータルドライビング5位、ボールストライキング4位とショットに関するスタッツも軒並みトップ10入り。安定感は数字に如実に表れた。
そんなジエのスイングを辻村氏は「13本のクラブをウェッジのように打てる。プロゴルファーならみんなが目指している技術の一つ。まさに“超理想”です」と話す。その理由はアドレスにあるという。
「長いクラブでも短いクラブでも、ツアーで一番というくらいボールの近くでアドレスできる。近くに立つことで腕の動く範囲が限られてクラブの通り道が一つになる。バックスイングからクラブを立ててあげて、ダウンスイングではリストと腕を柔らかく使いながら縦に振り下ろしている。究極のオンプレーンスイングです。そしてジエさんの間合いだとヒザが前に出たりとか右肩が出たりもできません。そういうムダが一切ない」。
近くに立つだけで再現性が上がる、といってもなかなか難しいもの。腕の動く範囲が限られるということは気持ち悪さや違和感が生まれることでもある。
