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“賞金ランクトップ2ペア”で4ポイント獲得も… 渋野日向子は相棒に感謝しきり「愛さん様様でした」

“賞金ランクトップ2ペア”で4ポイント獲得も… 渋野日向子は相棒に感謝しきり「愛さん様様でした」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年12月15日 18時02分

鈴木愛(右)とハイタッチする渋野日向子
鈴木愛(右)とハイタッチする渋野日向子 (撮影:村上航)
Hitachi 3Tours Championship◇15日◇グリッサンドゴルフクラブ(千葉県)>

国内の男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)の3ツアーによる対抗戦に初出場した渋野日向子。この日は「憧れ」の鈴木愛とのペアで、前年覇者のシニア、最多7度の優勝を誇る男子ツアーと戦い、女子ツアーの4年ぶり5度目の優勝に貢献した。しかしラウンド後には、「ショットがボロボロ」とプレーに納得の表情を浮かべることはなく、「難しいアプローチをいい所に寄せてくれたり、私は何もできなくて足を引っ張ってしまった……。愛さん様様でした」と、相棒に感謝しきりといった様子だった。

両ツアーの“顔” 渋野日向子と石川遼の2ショット【写真】

ペアで良かった方のスコアを採用するベストボール方式で行われた1stステージでは鈴木が4バーディ、渋野が2バーディで6アンダーとした2人。力を合わせ、お互いをカバーしながら、バーディを奪うと笑顔でグータッチするなどナイスコンビネーションをみせ、チームに1.5ポイントをもたらした。

1つの球を交互に打つオルタネート方式の2ndステージでも、石川遼&今平周吾組、谷口徹&倉本昌弘組を相手にトップタイとなり2.5ポイントを稼いだが、随所で出たミスを渋野は悔やんだ。

例えば6番パー5では、渋野が打ったセカンドショットが大きく右に出て、ロープ外のラフへ。これを鈴木が崖下からグリーンに乗せてかろうじてパーを拾ったものの、大きなピンチをまねいた。さらに400ヤードの9番パー4では、スプーンで放ったティショットが池にポチャリ。「刻んで池は情けない」と話した場面でも、鈴木がグリーン奥のラフまで運ぶと、それを渋野がアプローチで20cmまで寄せてナイスボギーとしたが、本人としては最後まで晴れやかな気持ちにはなれなかったようだ。

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