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女王争いはホールアウト後もバチバチ 夕日に染まった鈴木愛と渋野日向子の居残り練習

女王争いはホールアウト後もバチバチ 夕日に染まった鈴木愛と渋野日向子の居残り練習

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2019年11月30日 08時31分

練習グリーンに残ったのは鈴木愛と渋野日向子の2人 夕日が2人を包む
練習グリーンに残ったのは鈴木愛と渋野日向子の2人 夕日が2人を包む (撮影:村上航)
LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇29日◇宮崎CC(宮崎県)◇6535ヤード・パー72)>

ピンと張り詰めた空気が漂った大会2日目。賞金女王を争う3人が見せるプレーとともに、それぞれの表情も変化を見せてきた。

練習場でも言葉を交わさない鈴木愛と渋野日向子

調子が上がらないとしながらも2日連続の「70」をマークし、トータル4アンダーの3位タイにつける渋野日向子は、ラウンド中の笑顔も少なめ。後半はスイッチが入り好プレーを見せたものの、緊張感が漂うプレーが続いた。

その渋野から5打遅れて3日目を迎えるのが申ジエ(韓国)と鈴木愛。ジエは満身創痍の戦い。そして鈴木は、「何一つうまくいかない」と嘆き節しか出ない。賞金ランキング1位に立つ鈴木にも余裕はなく、渋野の強烈な追い上げが2017年女王の気持ちを揺さぶる。

最終決戦も半分が終わった2日目の夕暮れ。ドライビングレンジには渋野と鈴木の2人の姿があった。黙々と球を打つ2人、残された2日間に待ち受ける戦いに備える姿はその後、練習グリーンへと移動。言葉を交わすことなく、パッティング練習を繰り返した。

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