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渋野日向子が逆転で今季4勝目 女王戴冠に望みつなぎ「自分のプレーができたらチャンスある」

渋野日向子が逆転で今季4勝目 女王戴冠に望みつなぎ「自分のプレーができたらチャンスある」

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2019年11月24日 15時08分

今季4勝目を挙げた渋野日向子 女王戴冠へ大きく近づいた
今季4勝目を挙げた渋野日向子 女王戴冠へ大きく近づいた (撮影:鈴木祥)
大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇24日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6580ヤード・パー72)>

国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」の最終日。トップと2打差から出た渋野日向子は6バーディ・ノーボギーの「66」をマークし、トータル19アンダーで逆転優勝を果たした。1988年以降の日本勢では、宮里藍以来史上2人目となるルーキーイヤーでのツアー4勝目達成となった。

ギャラリーから拍手を送られる渋野日向子【写真】

この日も安定感が光っていた。3番で約2.5m、5番では約1.5mのバーディパットを沈めた渋野は、7番でも約3mを決めるなど、きわどい距離をしっかりと読み切り快調にスコアメーク。後半を3バーディ・ノーボギーで回り切り、連日のボギーフリーラウンドで今季4勝目をつかみとった。

優勝決定後は涙を流しながら、キャディとハグで喜びを分かち合った渋野。優勝インタビューでは「先週予選落ちしている分、頑張りたいと思っていました。この試合で勝つことができたら、かっこいいな、と。有言実行できてうれしいです。みなさんの前で優勝できて本当によかった。これからも応援よろしくお願いします!」と、笑顔で大ギャラリーに感謝した。

優勝賞金1800万円を加算し、同1位の鈴木愛まで大きく歩みを進めた渋野。今季は残すところ最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」のみとなるが、「まだ最終戦で(賞金女王の)チャンスがある。自分のプレーができたら結果がついてくると思う」と、意気揚々と女王の座を狙う。激動の一年を過ごしたルーキーは、どのようなクライマックスを迎えるのか。

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