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大逆転シードはもう目の前 大山志保を変えた視点の変更【辻にぃ見聞】

大逆転シードはもう目の前 大山志保を変えた視点の変更【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年11月19日 17時49分

きわどいパーパットを沈めてガッツポーズ “不死鳥”大山志保、復調の理由は?
きわどいパーパットを沈めてガッツポーズ “不死鳥”大山志保、復調の理由は? (撮影:岩本芳弘)
賞金女王争いを展開する3人が初日に同組に、そのうちの鈴木愛が3連勝となる今季7勝目を挙げるなど大いに盛り上がった「伊藤園レディス」。そのトピックの一つが、1打差で敗れたものの2位に入り900万円を獲得、賞金ランキングを65位からシード圏内となる49位に上げた大山志保の存在だ。上田桃子らのコーチを務める辻村明志氏と大山は大学の先輩後輩でもある間柄。試合の翌日に祝福の電話で話したという内容から、“下克上”の理由を探る。

“妹弟子”も負けてない? 鈴木愛の力強いガッツポーズ【写真】

■今年の悩みはショートパット 3mが入らない
大山の武器といえば入り出したら止まらないパッティング。2007年には平均パット数(パーオンホール)1位にも輝くほどだ。そこに確実にグリーンを仕留めるショットが相まって多くのバーディを生み出しているのである。

そんな大山が今年1年苦しんだのが、そのグリーン上だった。3mほどのパットが決まらず流れを作れない。今季の平均パット数(パーオンホール)は59位。いかに状態が悪いかは数字にも表れている。

辻村氏が「2〜3mのパッティングを2時間以上練習している光景は何度も目にしていました」というように決して鍛錬を怠っていたわけではないが、一向に調子は上がらない。大山自身も今大会終了後に「すべてを受け入れる予定でした。QTに調子のピークを持って行こうと思っていました」と話していたように、覚悟はできていた。

■技術うんぬんではなかった パットが決まるようになった理由
そんな大山が「伊藤園レディス」では54ホールをノーボギーで駆け抜けたのだ。調子が上がっただけではない。自身が「プロになって20年ちょっとですが、初めてだと思います。私すぐボギーを打つから(笑)。2日間ノーボギーも記憶にないですもん」というほどの珍しいことをやってのけたのである。

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