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渋野日向子が明かした“葛藤” 乗り越えつつある「ゴルフを楽しめていない」気持ち

渋野日向子が明かした“葛藤” 乗り越えつつある「ゴルフを楽しめていない」気持ち

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年9月22日 17時48分

まだまだ20歳のルーキー 渋野日向子に笑顔が戻った!
まだまだ20歳のルーキー 渋野日向子に笑顔が戻った! (撮影:村上航)
デサントレディース東海クラシック 最終日◇22日◇新南愛知カントリークラブ 美浜コース(愛知県)◇6437ヤード・パー72>

最終日に8バーディを奪った渋野日向子が、2日目終了時に8打差をつけられていた申ジエ(韓国)らを破り優勝。ツアー歴代2位タイの逆転記録となったこの大逆転劇は、“葛藤”を乗り越えてのものだった。

渋野日向子 全英を制したドライバースイング【動画】

5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、7月の「資生堂 アネッサ レディス」に続く今季国内ツアー3勝目。8月には海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」を制する大偉業を成し遂げた渋野が、昨年プロテストに合格したルーキーというのは、どこか信じられない話だ。激動のツアー本格参戦1年目を戦っている真っ最中の20歳は、この日の優勝インタビューで「ここ1カ月間、葛藤がありました」という心境を明かしていた。

「今年レギュラーツアーに出だして、はじめの頃は『試合に出られるのがうれしい』という気持ちでゴルフを頑張ることができました」

今季序盤を渋野はこう振り返った。昨年末に受けたファイナルQTでは40位に終わり、今季のフル出場権を持たずにシーズンが幕を開けた。開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」には出場できず、初出場を果たしたのは続く「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディス」だった。しかも、ウェイティングからの出場。これが渋野が置かれていた立場だった。

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