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渋野日向子が魅せた究極のパーセーブ 絶品アプローチで新記録樹立

渋野日向子が魅せた究極のパーセーブ 絶品アプローチで新記録樹立

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2019年9月12日 19時16分

<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 初日◇12日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(6425ヤード・パー72)>

久しぶりの緊張感に襲われたという渋野日向子。「そのことだけを考えていた」という、オーバーパーなしの連続ラウンド記録。2週前にアン・ソンジュ(韓国)が持つ「28」の記録に並んでいたが、この日ついに日本新記録の「29」連続を達成。「良かったです」と正直な気持ちを吐露した。

こちらは渋野のドライバースイング【連続写真】

出だしから緊張感に包まれたラウンドは2番でボギーが先行。4番パー4でも、セカンドが大きく左へそれ、「いままでと違う曲がり幅で、どんだけギャラリーに打ち込むんだ(笑)」と自らも驚くほどのミスショットが出る展開となった。

それでも、そこはバウンスバックが代名詞となりつつある渋野。5番のパー4では、ティショットを右のバンカーに入れたが、5番ユーティリティで放たれたセカンドがピン右2メートルにつくと、これを沈めてバーディ。大歓声を浴びた。

続く6番も波に乗りたいところだったが、パー3のティショットは大きく右へ。グリーン右の急傾斜を下り、グリーン面がまったく見えないラフに入ってしまう。だが、ここで渋野が見せた。打ち上げのアプローチ。ボールは深いラフ。ピンは右エッジから7ヤード。かなり難易度の高いショットだったが、上に上がりグリーン面を確認した渋野は、そこから意外にも早く構えに入った。

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