ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「パットなんてなくならないかな…」苦悶の日々を乗り越えた鈴木愛 静かなガッツポーズに込めた意味

「パットなんてなくならないかな…」苦悶の日々を乗り越えた鈴木愛 静かなガッツポーズに込めた意味

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年9月1日 17時12分

パット女王の鈴木愛が再びパットで自信を取り戻した
パット女王の鈴木愛が再びパットで自信を取り戻した (撮影:鈴木祥)
<ニトリレディス 最終日◇1日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6650ヤード・パー72>

2017年の賞金女王、昨年を含む過去4度の賞金女王、元世界1位に日本最強アマ。そして今季の「全英AIG女子オープン」の覇者が上位に並ぶ実力伯仲の戦いを制したのは、トータル11アンダーと唯一2桁アンダーをマークした鈴木愛だった。

鈴木愛が今週投入したPINGのピンクパター!【写真】

2つ前の組からグングンスコアを伸ばしてきた申ジエ(韓国)。そして着実にスコアを伸ばす同組のアン・ソンジュ(韓国)と安田祐香。プレッシャーのかかる状況でも冷静だった。「今日は落ち着いてできていました。緊張もほとんどなかった。自信を持ってできました」。他の選手ではなく、自分のプレーに集中。中盤はジエやソンジュに並ばれる場面もあったが、16番で頭一つ抜け出すと、最終18番で残り114ヤードから1mにピタリ。激闘にピリオドを打った。

ここ1カ月のあいだは苦しんでいた。代名詞ともいえるパターが入らない。「得意としていた1〜2mすら決まらなくなっていた。ミドルパットに至ってはカップがボールを避けているんじゃないかってくらい(笑)」。誰よりも練習しているはずなのに決められない。「パッティングなんてなくならないかなって。本当に嫌いになっていました」。昨年の平均パット数1位とは思えない発言が出るところまで追い込まれていた。

「なんで私より練習していない人に負けるんだろう」。心はどんどんやさぐれていく。「練習したって入らないなら練習しなくっていい、と思いました」。ツアー1の練習の虫は、鍛錬に意味を見いだせなくなっていく。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト