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ついに…あの選手主演の“夏の新ドラマ”が間もなくスタート? データに当てはまる唯一の選手は不在…【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

ついに…あの選手主演の“夏の新ドラマ”が間もなくスタート? データに当てはまる唯一の選手は不在…【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年8月28日 12時05分

久々にデータを大いに活用できる大会である。というか、ここまでハッキリとスタッツで出ている大会は年間で5試合あるかないかだろう。スタッツにコースとの相性を加えれば、すぐに何人かの名前が浮かんでくる。

コースが変わった15年以降の優勝者を見てみると、昨年のアン・ソンジュ(韓国)を除き同年のパーオン率トップ5のショットメーカーたち(ソンジュは12位)が名を連ねる。また、パーセーブ率も3人ともトップ5(うちイ・ボミと申ジエ、ソンジュは1位)、平均バーディ数もトップ10内。賞金ランキングも全員がトップ5以内と、好調の実力者以外には小樽の女神は微笑まない。また、直前大会で全員がトップ15に入っている。

このすべての条件を満たしているのは1人だけ、イ・ミニョン(韓国)。だが…、ミニョンは母国で行われるホステス大会に出場するため不在。とくれば、17年覇者の申ジエ(韓国)が筆頭となる。現在パーオン率が17位と唯一基準を満たさなかったが、パーセーブ率1位、平均バーディ数4位の高水準で、何よりも賞金ランキングは1位。昨年も3位に入っていてコースとの相性も問題なし。「北海道meijiカップ」、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」と2戦連続で5位。出場すれば上位なのだが、唯一の不安点は「CAT Ladies」を欠場することとなった右手首痛の状態か。

前回大会を度外視すればペ・ソンウ(韓国)も期待値が高い。CAT Ladiesが27位で15位以内には入れなかったが、パーオン率7位、パーセーブ率1位、平均バーディ数4位、そして賞金ランキングも5位と全てが高水準。今大会は初出場となるが、北海道meijiカップで優勝したように洋芝を問題にしないところも強みの一つだ。

もう一人は、NEC軽井沢72優勝、CAT2位で勢い最大級の穴井詩。こちらはパーセーブ率が16位とトップ10に入っていないが、賞金ランキングをはじめパーオン率、平均バーディ数はトップ10内。3日間大会だった15年には3位に入っており、相性も悪くない。距離の長い16番(420ヤード)でパーオンできる飛距離も魅力的だ。

【歴代優勝者】
2018年度:アン・ソンジュ
2017年度:申ジエ
2016年度:笠りつ子
2015年度:イ・ボミ
2014年度:申ジエ
2013年度:アン・ソンジュ
2012年度:アン・ソンジュ
2011年度:笠りつ子
2010年度:鬼澤信子

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