この日のハイライトは4番パー4。ティショットをフェアウェイに運ぶと、セカンドは175ヤードを残した。これを6番アイアンで1mにつけるイージーバーディ。「難しいホールだと思っていたけど、ピタッとつけることができたので、自信になりました」と、初日最難関ホールのバーディで一気に好感覚を取り戻した。
「ショットにイライラする気持ちがなく、集中できているからパッティングにも流れが行って、いい感じになっている」と好調を分析する。あす以降については数字の目標を掲げることなく「体にいいスイングを覚え込ませることができたら」と謙虚な姿勢は崩さない。それでも、これだけ好スコアが続いていれば、やっぱり優勝争いに期待してしまう。(文・高桑均)

