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「やっと肩の荷が下りた」15年目の初ホステス・上田桃子は予選突破にひと安心

「やっと肩の荷が下りた」15年目の初ホステス・上田桃子は予選突破にひと安心

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年7月6日 07時10分

資生堂 アネッサ レディスオープン 2日目◇5日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6513ヤード・パー72>

「やっと肩の荷が下りました。明日から攻めていけそうです」。プロ15年目にして初めてホステスプロの大役を担っている上田桃子は、予選突破に安どの表情を見せた。

上田桃子“くの字”【写真】

イーブンパー・39位からのスタートだったが、この日は午前組が伸ばしていたため少しでも落とせば予選落ちが危ぶまれる状況。「朝から変な緊張感がありました。ショットもパットもしっくりきていなかったので、不安がある中でのスタートでした。きっかけさえつかめればいいスコアになると思っていたのですが、それをつかめていなかった」。ホステスプロが決勝ラウンドにいないわけにはいかない。いつもとは違う重圧があった。

そんななかで「70」と2つ伸ばしてトータル2アンダーの27位タイでフィニッシュ。上位も見えてきた。「コースの中でちょっときっかけが見つかりました。アドレスがしっくりきていなかったのですが、重心を落とすというか骨盤を安定させるというオフに取り組んできた基本的なことや、あとはできるだけ手先に頼らないように体の回転で打つようにしました」と、今季ずっと調子の良かったショットを取り戻しつつある。

この日はたくさんのギャラリーを引き連れた。「自分だけじゃなく(原)英莉花ちゃんは地元だし、(比嘉)真美子はいいゴルフをする選手。いいペアリングだからこそあれだけの人がついてくれた。プロ冥利に尽きるというか最高です」。もちろん、いいプレーを見せなければ人は減っていく。「上に行かないと今日ほどのファンがついてくるのは難しい。明日、明後日は少しでもバーディを獲って、ギャラリーの方を増やしていきたいですね」。

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