ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

プロテストの日程変更、年齢引き下げ…いったいナゼ? 安田祐香らトップアマの“空白期間”の過ごし方【記者の目】

プロテストの日程変更、年齢引き下げ…いったいナゼ? 安田祐香らトップアマの“空白期間”の過ごし方【記者の目】

配信日時:2019年6月18日 11時54分

安田祐香(左端)ら5人のアマが決勝進出 宮里藍(左から3番目)と記念撮影
安田祐香(左端)ら5人のアマが決勝進出 宮里藍(左から3番目)と記念撮影 (撮影:村上航)
コンセプトに、『大会を通じて、さらなる成長と躍進を遂げていく』という言葉を掲げる、先週の「宮里藍 サントリーレディス」。『1990年の初開催から、決して変わることのない大会方針がある。それが、アマチュア選手に対しても広く門戸を開くこと』という説明にもあるように、今年も国内外から15人のアマチュア選手が参加し、5人が決勝ラウンドに進出。フィリピン出身のユウカ・サソウが、最終日に「63」を記録し7位タイに入るなど活躍を見せた。

“日本No.1アマ”安田祐香のドライバースイングを連続写真で解析!

その15人には、今年“躍進”への第一歩ともいえる、プロテスト受験を控えた選手も多くいた。安田祐香、西村優菜、古江彩佳、佐渡山理莉らこの春に高校を卒業した、“プラチナ世代”とも呼ばれる選手達も、それに該当する。今年からプロテストの日程や受験資格が変更されたのだが、この影響でこの高卒組は、一つの決断を迫られていた。

変更のおさらいをすると、昨年は第1次予選が4月から行われたのに対し、今年は一番早い会場でも8月21日からのスタートとなる。その後に2次、そして最終プロテストという流れは変わらないが、1次の開始がずれ込んだことにより、これまで7月下旬だった最終も、11月5〜8日と必然的にうしろ倒しとなった。

そして卒業からテストまでの期間が例年以上に空いたことで、今年の高卒受験者たちは、そこまでの過ごし方を“より慎重”に決めることになった。兵庫県の滝川第二高を卒業した現在の日本アマランク1位・安田は、「姉もいるし、家から近い。(ゴルフを習ってきた)坂田塾のコーチがゴルフ部の監督を務めている」という縁もあり、地元の大手前大学への進学を「ギリギリ」で決めた。

「ゴルフの環境も整っているし、学校生活も楽しみたかった。河本(結)さんが両立している姿を見て、私もそういう選手になりたいと思った」とこの選択をしたのだが、同時にこんな思いもあった。「去年のように7月が最終テストだったら、高校卒業から3カ月しか期間がないですし、試合に出ていたらあっという間に本番がくる。(例年通りの日程なら)大学には行かなかったと思います」。安田は2017年日本女子アマ優勝の権利で最終テストからの受験となるため、そこまで半年以上待つことが決まっている。この日程変更が、進学を後押しする大きな理由になった。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト