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史上2人目の大カムバック 渋野日向子が最下位から予選突破「私にも意味が分かりません」

史上2人目の大カムバック 渋野日向子が最下位から予選突破「私にも意味が分かりません」

配信日時:2019年4月20日 18時28分

大カムバックで決勝ラウンドに進んだ渋野日向子 あっぱれです
大カムバックで決勝ラウンドに進んだ渋野日向子 あっぱれです (撮影:ALBA)
KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目◇20日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6428ヤード・パー72>

初日に「81」を叩き、9オーバーの106位タイ、つまり最下位に沈んだ渋野日向子。それが2日目に1イーグル・6バーディ・2ボギーの「66」とスコアを一気に15も縮めて、トータル3オーバーの50位タイで予選を突破した。これには「私にも意味が分かりません」と本人も驚きを隠せなかった。

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「最初の3ホール連続で木に当てて、パー5では5つ落として…」という初日とは雲泥のプレーだった。「コーチから“やれるだけやってこい”と言われたので攻めようと思っていました」と10番からスタートすると、序盤から順調にバーディを重ねていき、18番パー5では2オンに成功してイーグルを奪取。

さらに1つ伸ばして迎えた最終9番パー5では、自分のスコアを分かっておらず、ここでも「イーグルを獲るしかない」と思っていた。だが、実際はバーディでも大丈夫で、4打目の2mのパットを沈めたことでカットラインにギリギリ滑り込み。見事、決勝進出を果たした。

運も向いていた。予選突破は50位タイまで。そして渋野の順位は50位タイ。つまりトータル3オーバーの選手が、1人でも2オーバーだったらダメだった、ということになる。特に18番はこの日難易度最下位のホールとなりバーディを奪う可能性は高かったが、後ろの組で回っていて順位が変動する可能性があった淺井咲希、イ・ナリ(韓国)はともにパー。この辺りも渋野に味方した。

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