「昨日も最後でした」と、18時までの練習も当たり前。「私よりうまい人がいるのに、早く帰るわけにはいかない」と努力を重ねる姿は、今やPING選手の共通点。「鈴木愛さんのパッティングも見て研究しています」と、2日目を終えてのパット数は全体9位。ちなみに鈴木は1位タイ。大出は4位タイだ。
強風に低温。アップダウンが多くグリーンも難しいとされるコースでの快進撃。自身は「アンダーパーが出るとは思っていなかった」と目を丸くするが、努力が確実に実ってきた。経験不足ではあるが、まずは初めての優勝争いでどこまで戦うことができるのか。最終日は首位と2打差の鈴木と同組というのも何かの縁。真っ向勝負で先輩に挑む。(文・高桑均)
