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34歳の年にして覚醒!? 藤田さいきがボールを替えて飛びまくっている!

34歳の年にして覚醒!? 藤田さいきがボールを替えて飛びまくっている!

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年3月11日 07時01分

藤田さいきはぶっ飛び!今季はシード返り咲きだ
藤田さいきはぶっ飛び!今季はシード返り咲きだ (撮影:上山敬太)
<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇10日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6514ヤード・パー72>

2019年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が終了。4日間のドライビングディスタンスのランキングを見てみると、葭葉ルミ、テレサ・ルー(台湾)、比嘉真美子といった昨年までの常連の中に、去年までいなかった藤田さいきの名前が…。

藤田さん そのドライバー、な、な、何色?【写真】

予選ラウンドはツアー屈指の飛ばし屋・穴井詩と同組で、初日を終えた後「詩ちゃんと同じくらい飛んでいた!」と満面の笑みを浮かべていた藤田。4日間通してのドライビングディスタンスは3日目までは6位につけるなど最終的に11位。決勝ラウンドに残った中では8位。初日の言葉に嘘偽りなかった。ちなみに昨年のランキングは22位。大幅に上昇した理由は、ボールを替えたことだという。

「今年から契約させていただいたVolvikさんの『S4』にしてから、バックスピンが減って適正の数値になったことでかなり飛距離が伸びました。34歳の年にして覚醒したかも(笑)」。次に出てきたのは衝撃的な言葉だった。「腰の状態が良くなくて、まだしっかり振れてないんです。昨年痛めた左手親指の付け根から手首にかけてもまだ本調子じゃないですし」。その状態で4日間平均245.75ヤード。暖かくなって状態が上がってきたら、まだまだ数字は伸びそうだ。

あとは細かい調整をするだけだという。「飛びすぎて、どの番手で打っていいか分からなくなっちゃった(笑)。あとはまだ慣れていないので、まだアプローチやスピンコントロールなどをもう一度確認したい」と話す表情は明るい。昨年12年連続のシードを喪失した33歳。復活優勝に向けて大きな収穫のある初戦となった。(文・秋田義和)

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