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今年はタップインで優勝を味わいたい そして感謝の気持ちを声に【有村智恵委員長インタビュー】

今年はタップインで優勝を味わいたい そして感謝の気持ちを声に【有村智恵委員長インタビュー】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年3月10日 12時30分

−今シーズンの目標は何ですか?
優勝を目指したいのはもちろんですが、去年の優勝が追いかけて逆転(最終日に最終組の2つ前の組で「66」を出し2打差を逆転)でした。それはそれでうれしいのですが、やっぱり最終日最終組で回って、タップインでちゃんと最後にカップに沈めて優勝する、というシチュエーションをもう一度味わいたい気持ちが強いですね。それが一番の目標です。

−2012年以来の公式戦優勝というのはいかがですか?
それは間違いなく狙っていきたいですね!一度勝ったことで、メジャーを勝つということがどれだけ価値があるものなのかというのをすごく実感しました。だからこそ、もう一度その舞台で勝ちたいですね。

−海外メジャーについては?
今年のオフにミッションヒルズ(ANAインスピレーションの開催コース)ではないのですが、パームスプリングスに行ったときに、久しぶりにちょっとあの場所に帰ったら、やっぱりあの試合はすごく楽しかったなっていう思いが込み上げました。改めて海外メジャーはひとつのモチベーションです。

−4月22日に行われる全米女子オープンの予選に出る予定は?
悩みますね。今年はすごく恵まれていて、一週もオープンウィークがありません。なので、スケジュールの組み方が難しい。それに加えて予選会は一日36ホールも回らないといけません。体の負担も大きい。それまでにある程度の結果が出せていれば、また考え方が変わるとは思うんですけど…。そこは悩みどころですね。

−最後に今年のテーマがあれば教えてください
感謝の気持ちをできるだけ声に出すというのがテーマですね。あまりちゃんと伝えられてないことが多くて、意見ばっかり出しちゃうことが多いので。ちゃんと感謝の気持ちも伝えて、というのを今まで以上に意識していきたいなと思っています。言っていなかったなというのがあるので…。できるだけ意識して言うようにしたいなと思います。

有村智恵(ありむら・ちえ)/1987年11月22日生まれ。熊本県熊本市出身・日本HP所属。東北高校卒業後の2006年にプロテスト合格。09年に年間5勝を挙げるなど、国内通算13勝を挙げる活躍を見せて13年から米ツアー参戦した。しかし、米国では苦戦を強いられ、本格参戦4年目の16年途中に国内ツアーに復帰すると、18年の「サマンサタバサレディース」で6季ぶりの復活優勝。19年は選手としてだけでなくプレーヤーズ委員長としてツアーを牽引する。

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