ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

“奇跡の9位”から1年…かみしめる幸せ 菅沼菜々は2週連続Vへ上々発進「まぁまぁ合格点」

菅沼菜々が2アンダー発進。2週連続優勝、そして初のメジャー制覇へ上々のスタートを切った。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年5月8日 14時19分

菅沼菜々が大好きなコースで上々の滑り出し
菅沼菜々が大好きなコースで上々の滑り出し (撮影:福田文平)

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇8日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

「出られると思ってなかった試合。しかもメジャーで、好きなコース。幸せをかみしめながらきょうはラウンドできました」

【現地写真】ポストイ・ボミ? 韓国からの“刺客”がすごい人気です

先週、1年7カ月ぶりの優勝を挙げた菅沼菜々は、そんな充実感をプレーで表現した。今季開幕時のQTランク102位のままなら、出場権がおりてこなかった試合。しかし滑り込みの優勝で、コースに立つことができている。まさに自力でつかみとった権利で、2アンダーと好発進した。

前半13番の3パットボギーこそ、「超しょーもない」と“おかんむり”だったが、14番で5メートルを沈めバウンスバックを決めると、15番でも1.5メートルのチャンスをものにし、すぐにアンダーパーに持ち込んだ。「そこからすぐに戻して、リズムも保てたのでよかったです」。流れを作るうえで、大事な2ホールだった。

すぐに取り戻せるところを見ると、いい状態をキープできている。グリーンを狙うショットが外れたのはカラーと、バンカーにそれぞれ1回ずつの計2回。パーオン率も高く、それが安定感につながった。「もう少し入ってくれればというホールはあったけど、難しいしボギーを打たないよう気をつけていたのでまぁまぁ合格点ですね」。まだ午後組がプレーしているが、十分に上位圏内だ。

スランプに陥った昨年、唯一トップ10入りしたのがこの大会(9位)。もともと、高速グリーンでフラットなコースが好みの菅沼にとってお気に入りコースのひとつだが、さらに印象はいい。先週の優勝会見では、「奇跡の9位」と表現していたが、やはり今、振り返っても、「(去年は)あんなに調子が悪かったのになんでだろう…。きょうは自分でもよかったと思えるけど、奇跡的によかったのかな? パターが入ったのか…分からない、たまたまですね」という不思議な結果だった。ただ、好相性ぶりが証明された形だ。

「平日だし、ギャラリーはついてこないかなと思ったら、応援してくれる人がいてくれて、優勝してよかったと思いました。『優勝おめでとう』と言ってくれるのもありがたかったです」。疲労感はまだ残るため、ラウンド後は軽めに調整し、あすの午後組でのプレーに備える。ようやく取り戻した日常。通算4勝目を初のメジャータイトルで飾ったら、それがまた一段と華やぐはずだ。(文・間宮輝憲)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト