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「一人の選手として振る舞いたい」 3度目の男子ツアーで見せた寺西飛香留の芯の強さ

女子プロゴルファーの寺西飛香留は課題を胸に3度目の国内男子ツアーを終えた。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2026年4月12日 12時02分

<東建ホームメイトカップ 3日目◇11日◇東建多度カントリークラブ・名古屋 (三重県)◇7090ヤード・パー71>

「もっとレベルアップできれば、いいスコアも狙えると思う」。女子プロゴルファーの寺西飛香留は、課題を胸に3度目の国内男子ツアーを終えた。

【写真】一輪の花… 寺西飛香留の男子顔負けスイング

スコアは「79」「78」で予選落ち。各日ともにバーディは1つ奪ったが、それ以上にボギーが重なった。パーオン率は第1ラウンドが27.78%、第2ラウンドは50%とチャンスを十分に作れず、アンジュレーションのあるグリーン上でも「ショートパットでちゃんと打ち出せなかった」と課題を残した。

ドライバーのキャリーは260ヤード。157cmと小柄ながら、豪快なスイングから繰り出す飛距離は最大の武器だ。7090ヤードのセッティングではあるが、セカンドが届かない不安はない。それだけに、このパーオン率には「技術がまだまだ」と自らに言い聞かせた。

昨年は同大会に加え、「前澤杯 MAEZAWA CUP」にも出場。今大会でも男子選手に交じり、パッティンググリーンでひたむきに練習を重ねる姿が印象的だった。

「内心はちょっと…」。女子選手はただ一人。やはり心細さはあった。それでも「出るからには一人の選手として振る舞いたいし、堂々としようという気持ちでした」。その芯は強い。

男子プロの技術を肌で感じられるのは、寺西にとって大きな財産だ。「間近で見られるのは、私だけ」。不安もあるが、それ以上にゴルフへの向上心が勝っている。

今年は女子のプロテストに専念するため、昨年は男子QTを見送り、ツアーメンバーから外れた。2年連続で最終まで進みながら突破できなかった悔しさもある。

「男子ツアーは成長の糧になる」。他の女子選手にはない経験を積み重ねたことは大きな強み。今大会の悔しさもきっと8度目のプロテストに生きてくるはずだ。(文・齊藤啓介)

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