ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

平田憲聖は「プラン」以上のゴルフで『61』 要因は信頼できる“武器”

日本最古のオープン競技「関西オープン」の第2ラウンドが進行。平田憲聖が「61」と大爆発した。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年5月17日 16時58分

平田憲聖は「61」と大爆発。その要因は?
平田憲聖は「61」と大爆発。その要因は? (撮影:鈴木祥)

<関西オープン 2日目◇17日◇名神八日市カントリー倶楽部(滋賀県)◇6869ヤード・パー70>

平田憲聖が9バーディ・ボギーなしで大会記録タイとなる「61」をマーク。トータル9アンダー・暫定首位にジャンプアップした。

話題のAI投入! これが平田憲聖の新パター【写真】

「(きのうほど)あまり風がなかったので、コースに対しても楽にプレーできました」。初日は風速5~6メートルほど吹いていた風だが、きょうは3メートルほどだった。好調なショットを生かすことができ、「ティショットとかセカンドで、あまり大きなミスをすることがなかった」と自身のベストスコアも更新となった一日を振り返る。

インコースからのスタートだった平田は「インは比較的伸ばしやすいと思うので、きょうのプランとしてはインでしっかり伸ばして、アウトで耐えられたら」と戦略を立てていた。前半を上がってみれば、自身の予想を上回るハーフ『30』。「(後半の)アウトも安全にというよりはかなり攻めて、スコアを伸ばせたら」と攻撃的姿勢を緩めることはなかった。

アウトコースはパー5がなく、7つのパー4のうち6つが400ヤードを越えている。いかにボギーを叩かずにパーで耐えるかが重要となるのだが、平田は3バーディを奪取した。ワンオンが狙える8番パー4(346)ではピンチも訪れたが、そこをパーでしのげたのが大きい。

向かい風が吹くなか「近くまで持っていきたい」とドライバーで打ったティショットはバンカー手前のラフへ。そこから「奥に外すのは嫌だな」と思って打ったアプローチは目の前のガードバンカーに入り、“目玉”となった。そこから出すことはできたが、ピンまで10メートルの距離が残った。これが「本当にラッキーなことに」チップインでパーセーブ。ピンチをしのいで、ボギーフリーで回りきることができた。

好スコアの要因にパターとドライバーを挙げる。平田は2週前の「中日クラウンズ」からパターをオデッセイの『AI-ONE TRI-BEAM 2-BALL CS』に新調。オリジナルでパターの上部分にアライメントラインを入れている。「ショートパットがすごく安定するので、ちょっと嫌な距離が残ってもプレッシャーはなくなりましたね」と開催前の練習日に話していた。きょうのパット数は『21』と効果はてきめんだ。

ドライバーはアンバサダー契約をしているミズノの『ST-X』を使用。「芯を外しても大きなミスになりづらいし、自分が思った通りのミス球が出てくれるので、コースでも攻めやすい。ボールが一辺倒で打感も音もいいです」とドッグレッグが多いコースレイアウトだが、予想外の打球が出ないドライバーのおかげで安心して攻めに行ける。

信頼できる武器とともに、あすのムービングデーも果敢に攻撃をしかけていく。(文・高木彩音)

ALBA TVでライブ配信中! 詳細はコチラ

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト