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石川遼、通算イーブンで終戦 和合で得た課題は「ゲーム運び」

石川遼は最終ラウンドでバーディを奪えず。次戦への課題は?

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年5月5日 13時23分

最終日に1つ落とした石川遼だが、下を向くことはなかった
最終日に1つ落とした石川遼だが、下を向くことはなかった (撮影:上山敬太)

<中日クラウンズ 最終日◇5日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース (愛知県)◇6557ヤード・パー70>

2010年大会覇者の石川遼が今年の和合戦を終えた。最終日はノーバーディ・1ボギーの「71」とスコアを1つ落とし、トータルイーブンパーでホールアウトした。

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この日は17番までオールパーと耐えるゴルフが続いた。最終18番ではボギーを喫したが、本人の評価はそこまで悪くない。

「バーディがこないことよりも、ボギーを1つで抑えられている。ショットもアプローチもパットも、そんなに悪くないということだと思う。ちょっとしたかみ合わせ。いいスコアを出すには、少し足りなかった」

初日から晴れが続き、日に日にフェアウェイもグリーンも硬くなっていった。きょうは午前から風が吹き、「スコアは伸ばしにくい状況ではありましたね」。ティショットのクラブ選択やグリーンに乗せるまでのマネジメントなど、頭を使う一日となった。

この日はスコアを伸ばすことができなかったが、調子自体は悪くない。「多少の波はあれど、自分的にフィーリングは4日間とも悪くなかったです」と次戦への自信をなくすようなゴルフではなかった。

技術面の調子が悪くないからこそ「いい波に乗るとか、悪い流れを自分から招かないとか、ゲーム運びのところ」が課題として残った。石川が目指すのは「自分が持っている技術」で攻めること。「ボギーが出てもいいから、バーディをたくさん取る」というテーマを今後の試合でも貫いていく。(文・高木彩音)

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